おきなわの青い海を手軽に楽しむことのできるスノーケルですが、正しく器材を使わないと、危険な事故を起こしてしまう可能性があります。
ここでは、スノーケリングを安全・快適に楽しんでいただくために、器材の正しい装備の仕方や使い方を紹介いたします。
マスク装着後は、髪の毛が挟まっている、マスクの縁が折れ曲がっていると水が入りますので、必ずチェックする習慣づけをして、最終的にはバディにチェックさせてから海に入りましょう。ストラップは耳の上でとめます。
マスクに水が入ったら、マスクのフレーム(硬い枠)の部分を、手でおでこの方向に押さえておいて、鼻から息を出します。水は下部から出ていきます。
チップを歯でくわえ、縁を歯と唇の間に挟んで、唇をしっかりと閉じて、ゆっくり大きく息を吸い、吐くときはスノーケル内の水を強く吐き出すようにしましょう。
スノーケルのパイプは、マスクストラップの左側に取り付けます。
パイプに水が入ったら、中の水を吹き矢で吹き飛ばすイメージで、強く息を吹き出しましょう。次に息を吸うときは、スノーケルの中に水が残っていないか注意しながら、ゆっくりと吸いましょう。
初めは浅瀬で練習しましょう。
ストラップ式は、ストラップを延ばして、フルフィット式はかかとを折り返してブーツポケットに足をしっかり入れてからストラップを締める、または、かかとを戻すことでフィットさせます。
フィンを履いた状態で立つときは、肩幅程度に足を開き、歩くときは、後ろ向き・横向きになって水の抵抗を少なくすると歩きやすくなります。
フィンで泳ぐときは、原則的にバタ足キックをゆっくりと大きく行います。
足全体をつま先でしっかりと伸ばし、腰の付け根付近から大きくしなやかに動かします。
フィンを履いたまま海中で起き上がるときは、おなかを上にして仰向けになってから足を降ろします。足が届かない深いところでもバタ足キックをすることで立ち泳ぎができます。